数的推理よりは数学の得意不得意は影響しないが・・・
こんにちは、公務員の赤木です!
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
判断推理とは、与えられた条件を図表などに整理し、情報をまとめ、推理する問題が中心となる科目です。
数的推理とは異なり、数学の得意・不得意はあまり影響しない科目となります。ただ、だからといって文系でも理系や数学が得意な理系と同格に戦えるかといえるかというと、そうとは限りません。
判断推理で出題される問題をざっくり分類すると
- 順序関係、位置関係、対応関係、試合推理、数量条件などの推理が必要となる問題
- 論理、真偽、発言推理、必勝法、暗号、天秤問題などの論理的思考が必要となる問題
- パズル、移動と軌跡、積み木、立体図形、展開図などの空間把握が必要となる問題
があります。
これらの問題は確かに直接は数学と関係ないですが、推理や論理的思考力は数学を得意としている人の方が慣れているため、有利な問題です。
また、空間把握に至っては今まで図形に慣れ親しんでいる人でないとなかなか呑み込めない分野と言えます。私自身の話ですが、最後まで空間把握は苦手意識を持っていました(笑)
優先して勉強すべき分野の紹介
もっとも、ほぼ毎回出題されるのに点が取れないのは苦しいですよね。また、この中にも解法さえ覚えれば容易に点を取れる分野は多数あります!
そこで、今回は頻出度・難易度を分野ごとに5段階で評価し(難易度は5が簡単)、それらを総合的に考えたおすすめ度3以上のものを紹介します!
なお、数的処理そのものの勉強方法や心構えについては、是非こちらの記事をご覧ください。
順序関係
- 頻 出 度 4
- 難 易 度 5
- おすすめ度 5
判断推理の中でも分かりやすい問題が多いです。ここで問われる問題の解法は他の分野でも応用できることが多いので必ずマスターしましょう!
位置関係
- 頻 出 度 5
- 難 易 度 4
- おすすめ度 5
基本的には順序関係と同様ですが、たまに難しい問題が出ることもあるので、試験中はその見極めも大切になります。
対応関係
- 頻 出 度 5
- 難 易 度 5
- おすすめ度 5
頻出ですし、表さえ書けば簡単に解ける問題が多いです。素早く解けるよう練習しましょう。
試合推理
- 頻 出 度 4
- 難 易 度 3
- おすすめ度 3
簡単な問題と難しい問題が入り乱れています。また簡単そうに見えても解いている途中で勘違いして進めた部分があると永遠に解けなくなる科目でもあります。とにかく時間を食う問題が多いです。
数量条件
- 頻 出 度 4
- 難 易 度 3
- おすすめ度 3
問題のバリエーションが多いです。得点源にできれば他の受験生より優位に立つことができると思います。
論理
- 頻 出 度 3
- 難 易 度 5
- おすすめ度 5
出題されないこともありますが、論理式を書けば苦労なく2,3分で解ける問題が多いです。コスパは高いと言えます。
真偽
- 頻 出 度 3
- 難 易 度 4
- おすすめ度 4
簡単ですが解くのに時間を使います。素早く解けるよう練習しましょう。
必勝法
- 頻 出 度 2
- 難 易 度 5
- おすすめ度 3
あまり出題されないものの、出る問題のパターンが決まっているため軽く勉強すれば得点できる分野です。逆に知らないと解けなかったり、凄く時間を費やしてしまう可能性があるので、勉強しておいた方がいいでしょう。
天秤問題
- 頻 出 度 2
- 難 易 度 4
- おすすめ度 3
基本の解法を覚えればある程度対応できる問題が多いです。差の付く分野なので少なくとも応用問題以外は解けるようにしておいた方がいいですね。
パズル
- 頻 出 度 3
- 難 易 度 3
- おすすめ度 3
得意不得意が顕著に出る分野です。そこそこ出題されますし、慣れれば案外あっさり解けたりするので、苦手意識持たずに解いてみましょう。
移動と軌跡
- 頻 出 度 3
- 難 易 度 4
- おすすめ度 3
パズルと同様、慣れが肝心です。
積み木
- 頻 出 度 4
- 難 易 度 5
- おすすめ度 5
時間さえかければ解ける問題ばかりです!空間把握の中では珍しく誰でも解ける分野といえるでしょう。ロスなく図を描けるように!
立体図形
- 頻 出 度 3
- 難 易 度 3
- おすすめ度 3
基本問題はパターンを暗記できれば解けます(それが結構大変なんですけどね…)。捨て問にする人も多いので差がつく分野だと思います。
展開図
- 頻 出 度 4
- 難 易 度 4
- おすすめ度 4
図形の形は様々ですが、頻出です。他の分野と異なり、正六面体に加工した消しゴムを持ち込むなど、王道とは言えない裏技を使うことができます(笑)
勉強が得点に反映されると自信が付き、苦手意識をなくせる
いかがでしたか?
判断推理の問題集があまり進んでなかったり、効率よくつまみ食いする勉強をしたい方はおすすめ度が高い問題から先に解いてみましょう。
そうすれば得点に反映され、判断推理に対する自信が付きます!
基礎的な問題であれば、どの分野であってもやれば必ず解けるようになるので、是非諦めずに取り組んでみて下さい。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!
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