公務員試験の勉強途中で挫折する人は非常に多い
公務員試験に向けて勉強中の方も、これからという方もお疲れ様です。国家公務員の赤木です。
さて、公務員試験の勉強は大学3年の4月〜夏前にスタートする人が多いです。
半年~1年間と勉強期間が長丁場になることから、途中で諦め挫折する人も少なくありません。
しかし、本当に公務員になりたいと思っているのであれば、途中で挫折するのは非常にもったいないですよ!
公務員試験は「勉強の量」と「勉強の質」をキープし、諦めずに勉強すれば必ず合格できる試験だからです。
そこで今回は公務員受験生が勉強途中で挫折してしまう主な原因と、そのタイプごとの挫折対策を紹介します。
挫折する理由
勉強疲れ
一番多いのはこの理由でしょう。公務員受験生は民間志望者があまり就活に本腰を入れていない時期からひたむきに勉強し、その過程で友達付き合いやサークル活動の時間を減らします。
そして勉強せずのんびり生活している周りをふと眺めて
「こんなに勉強が大変なら公務員じゃなくて民間でいいや…」
と公務員になることに対して消極的になるケースです。
全落ちへの恐怖
当然のことながら、公務員試験は勉強を続けても落とされることがあります。
また公務員試験は就職試験であり、資格試験ではありません。よって、面接や官庁訪問などの対人試験も存在します。
他にも、5ちゃんねるやSNSには「自分なりにちゃんと対策したのに全落ちした…」という書き込みもよく目にすることでしょう。
そういった事情を考えたのち、公務員試験へかけた時間が無駄になることを恐れ、途中から民間に鞍替えする人も多いです。
公務員になることへの理由を見出せなくなる
あるとき急に
「俺は本当に公務員になりたいのか?」
「民間企業も調べた結果、私にはBtoB企業が向いてる!」
との考えがふと頭に浮かび、公務員試験からフェードアウトするタイプです。
このタイプは本当急にいなくなります。
挫折しないために
勉強疲れタイプ
目を向ける対象を変えましょう。周りにいる民間志望者や後輩を見るから自分ばっかり大変だ…と思ってしまうのです。
もっとも、民間志望者もやっている就職活動が見えづらいだけで、真面目な人はインターン、OB訪問、企業分析に勤しんでいますけどね…笑
とにかく、同じく公務員試験を受ける仲間やライバルに目を向けましょう!
自分ばかり大変だ、という意識を持たないことが重要です。
また、リフレッシュも大切です。
たまには勉強を休んで友人と遊んだり、体を動かしたりしましょう。
公務員試験は長丁場なので、なるべく生活の中でメリハリを付けるようにしてください。
全落ちへの恐怖タイプ
結論から言えば、しっかりやることをやってれば全落ちする可能性は低いです。
合格している人数、層などを見ればわかりますが公務員試験は決して難しい試験ではありません。
それでも不安に感じる人は、色々な人の合格体験記などを読み、自分に似ているタイプの人を見つけてみましょう。
「自分と同じような人もちゃんと合格しているんだ!」
と実感でき、勉強のモチベーションも高まることでしょう。
全落ちについてはこちら リンク
公務員になることへの理由を見出せなくなるタイプ
ちゃんと自己分析をした上で
「明らかに公務員より民間(〇〇業界)の方が向いている!」
「公務員では自分がやりたいことができない!」
と感じた場合は民間に切り替えた方が良いでしょう。
勉強した分はある種の損切りとなりますが、後悔しないためにも早めの進路変更は大切です。
…ですが、その「自分には民間が向いている」という考えは、果たして本当にそう思ったものですか?
実は、このタイプは自覚があるかは別にして前二つの「勉強疲れタイプ」「全落ちへの恐怖タイプ」が公務員試験から逃避するために、「公務員より民間の方が向いている」と思い込んでいるパターンがあるのです!
この場合、根底にあるのは「逃げの姿勢」ですから、民間に切り替えたとしてもSPIの勉強をしなかったり、企業分析を怠ったりしてコケる公算が高いです。
本当の本当に「民間の方が向いているのか」向き合い、逃げかもしれないと感じたなら大人しく勉強を再開する方が無難といえるでしょう。
とにかく、自分の軸を見つめなおしてみて下さい。
公務員試験は受かる試験
以上のことを見ても分かるように、公務員試験を挫折する理由の大部分は試験勉強に関するものです。
大切なことなので二度言いますが、公務員試験は「勉強の量」と「勉強の質」をキープし、諦めずに勉強すれば必ず合格できる試験です!
どんな理由であれ公務員になりたいと考えているのであれば勉強を続け、その手で内定を勝ち取りましょう!
最後までご覧いただき本当にありがとうございました!
コメント