こんにちは! いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
試験範囲、正確に理解していますか?
ここでは公務員試験の出題範囲について解説します。
ちなみに、皆さんは自分が志望している試験についてちゃんと理解していますか?
一言で公務員試験といっても様々です。
国家総合職、国家一般職、裁判所、国税専門官、労働基準監督官、財務専門官、外務省専門職員、法務省専門職員、衆議院(参議院)事務局・法制局、国立大学法人、都庁、特別区、地方上級 etc…
前回の記事で
「受ける方が多い国家一般職試験や地方上級試験(大卒程度の試験)に最終合格することを目標としたものです」
と記載しているとおり、基本的にはこれらの試験範囲について分析します。
志望している試験によっては範囲がかぶっていない可能性もあります。
時間を大きくロスしますし、なによりやる気を失ってしまう原因にもなりかねないので今一度しっかりと確認しましょう!
法律科目の勉強頑張ったのに、警察官試験には全く出てこないじゃないか!
ということがないように気を付けてください。
公務員の出題科目一覧
公務員試験は試験種や自治体により出題される科目が異なりますが、上記試験の科目を大まかに分けると、一次試験では「教養科目」と「専門科目」が出題されます。
また、二次試験では小論文や適性試験、さらに、人物試験(面接)が実施されます。
教養科目の一覧ですが
一般知能
数的処理
→数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈の4分野で構成される。教養科目の中で最も出題数が多い。
文章理解
→現代文と英文が中心だが、試験によっては古文が出題されることもある。数的処理の次に出題数が多い。
一般知識
人文科学
→日本史、世界史、地理、文芸・思想といった高等学校までの「社会」の中で、地理や歴史、倫理・社会の各科目がこれに含まれる。
自然科学
→物理、化学、生物、地学、数学といった高等学校までの「理科」と「数学」に該当する理系科目がこれに含まれる。
社会科学
→政治、経済、法律、社会、国際などの科目がこれに含まれます。高等学校までの「公民」や「現代社会」に該当する科目。
時事問題
→日本や世界の情勢、政治や経済政策など。勿論年度によって学ぶべき内容が変わる。
が出題されます。計40問です。
続いて専門科目は
法律科目
憲法、民法、行政法
経済科目
ミクロ経済学、マクロ経済学
行政科目
財政学、経営学、統計学、政治学、行政学、社会学、国際関係など・・・
が出題されます。こちらも計40問です。
範囲が広いので効率的に勉強する必要あり!
やっぱり出題科目滅茶苦茶多いじゃない・・・
と思った方もいると思います。
実際漠然と公務員になることを考えていて、いざ予備校などの説明会で話を聞いた人も、講師から公務員試験の範囲を聞き、戦意を喪失したり、諦める方もいるほどです。
たしかに、これらをまんべんなくかつ完璧に勉強するのはよほどの才能がない限り難しいでしょう。
しかし、皆さんがこれまで受けてきた試験を見ても分かるように、全ての範囲が同じ割合で、同程度出題されるわけではないのです。
このことをまず頭に思い浮かべていないと、出題されにくい分野を効率悪く勉強する羽目になります。
そんなことわざわざ言われなくても知ってるよ。
と感じている方もいると思います。
ですが、そう思っていても現実には非効率な勉強をしている人が実に多いです。
そういう人に限って
あいつより俺の方が勉強時間多いのに点数が悪い・・・。
まあ、あいつは頭がいいからしょうがないか・・・。
と考えて従来の駄目な勉強方法を見直しません。
なので皆さんはそういった思考に陥らないよう、気を付けましょう。
では、次回は国家一般職試験と地方上級試験における実際の出題割合を見ていきましょう。
こちらが試験範囲の本題になるので、必ず確認するようにしてください!
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
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