【数的処理③】過去問集を回すことに挫折する当たり前の理由とは【現職公務員が解説】

公務員

最初から全問解いていこうとして挫折するのは当たり前

こんにちは!いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、ここで皆さんが持っている参考書、過去問集を改めて見てみましょう。

分野はどれくらいありますか?

全部で何問ありますか?

全く聞いたことないような分野がいっぱいあるし、問題も100問以上あるよ!

実は、そのすべてをやる必要は全くありません。数的処理で満点近くとりたいという強い意志を持っているのであればともかく、8割取るために解けなくても困らない問題は多いんです。別記事でシミュレートした際分かったように、8割取れれば試験には受かりますしね。

どんどん飛ばして良い問題はどれ?

では、どういう問題を飛ばしていくべきでしょうか?

①頻出論点ではない分野の問題

②国家総合職など問題レベルが高い問題

①頻出論点ではない分野の問題

①については簡単ですね。判断推理でいえば順序関係、位置関係、論理などは出やすく、逆に暗号はほとんど出てきません。

過去問集に頻出度や重要度などが書かれているのであれば、それを参考に進めていきましょう。

具体的な進め方としては頻出度順をお勧めします。A~Cの3段階に分かれているであれば過去問集をAの分野だけでまず回し、3周程度終わったらBの分野に取り組むといった形です。

②国家総合職など問題レベルが高い問題

次に問題の難易度です。

過去問集には何年の何試験で出題されたかが記載されています。その中に国家総合職試験で出題されている問題があるのであれば、たとえ頻出分野だとしてもスルーした方が無難です。

数的処理の問題の難易度ですが、ざっくりまとめると

警察、市役所<国家専門職(国税)<地方上級=国家一般職=裁判所事務官<<国家総合職

というような順番ですね。あくまで地方上級、国家一般職を目指すのであれば国家総合職で出題されるような難解な問題を解ける必要性はありません。また、

この分野は得意なはずなのに手も足も出ない・・・

というようにモチベーションの低下につながりかねないので、仮に挑戦してみるとしても後回しにしましょう。

裁判所事務官試験の数的処理は独特なものが多かったりするので、国家総合職試験と併せてスルーするのも一法です。

まとめ

この2つの点から絞れば、ひとまず最初に解くべき問題数は半分程度になると思います。100問あったならば50問程度ですね。

サクサク回していきましょう!

次回は、具体的に問題をどう回していくと記憶に定着しやすく、効率がいいか解説します。これは他の科目でも同じことが言える最重要事項なのでしっかりと覚えましょう!

今回も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

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